歯科衛生士の求人状況

歯科衛生士は厚生労働大臣が発行する免許を所有する国家資格です。

毎年多くの歯科衛生士が誕生していますが、それでも求人状況で見る限り、まだ歯科衛生士は不足しており、これからも当分の間こうした状況は変わらないでしょう。

歯科衛生士の専門学校や短大などには多くの求人が寄せられますが、学校によっては求人の数が卒業生の10倍を軽く超える場合なども報告されています。

これは日本の有効求人倍率が0.5倍あたりで変化していることを考えると、考えられないほど高い求人倍率であるということになります。

とは言え歯科衛生士の求人には地域による大きな格差があります。

最も求人状況が恵まれているのはやはり都市部や首都圏ということになります。

こうした都会に住んでいる限り、歯科衛生士はいつでも就職が可能であると言っても良いでしょう。

しかし一方で地方に目を転じると、歯科衛生士は供給過剰となっている場合もあります。

地方では歯科医師の数も少ないため、その仕事をサポートする歯科衛生士のニーズも少なくなっているのです。

歯科医師1人が必要とする歯科衛生士の数は2人程度だとされています。

しかし都市部のように次から次と患者さんの相手をする場合には、歯科医師1人に対して3人の歯科衛生士が必要であると言われています。

こうしたことも都市部において歯科衛生士の求人状況が活発な原因となっているのでしょう。

歯科衛生士と言えば女性が圧倒的に多く、しかも若い世代の女性がほとんどであるため、女性の独占的な職場であると考えられているようですが、実際には男性の歯科衛生士も存在しています。